てげてげなるままに(住職・坊守のブログ)

2022-08-24 23:59:00

宗教とは

安倍元首相の銃撃事件から、約1ヶ月半が経過しました。

関連する報道がテレビや新聞などで報じられています。報じられて知る事が多いのですが、銃撃事件の犯人が犯した罪はおおきなものです。かといってその経緯を聞くとなんとも言えず・・・

多くの人が政治や宗教に対して色々な事を感じている事だと思います。

政治と宗教というよりは、特定の政党と特定の団体の関係と捉えた方が良いように思いますが、政党も団体も「どっちを向いているのか」と活動の方向性を疑ってしまう事です。

特に、当事者である団体に対しては、宗教団体ではないのでは?と思います。

 

宗教とは、字の通りに読めば「宗(むね)とする教え」ということがわかります。

〝むね〟とは大事な部分を指す言葉で、大事な部分にある教えという事です。

 

時々「私は無宗教ですから」なんて仰る方がありますが、それはそれでなんとも残念な答えだと思ってしまいます。大事な部分に何があるんだろうかと。

また、葬式や法事は仏教、結婚式はキリスト教、お盆もやるけどクリスマスも楽しむ等という状況を「日本人は宗教に寛容だから」と仰る方もありますが、そうでしょうか?

終戦後、大量に流れ込んできた西洋の文化(生活様式)と経済至上主義の社会が、日常生活に影響をあたえた結果であろうと思います。(催事を楽しむ事に対して意見しているのではありません)

 

残念なのは、罪が犯されなければ明るみに出なかった問題があった事、そのために〝いのち〟が犠牲になった事。そして、その原因が(私自身を含め)多くの人々の政治的・宗教的【無関心】にあるという事です。

騒動はまだまだ続きそうですが、考えて行きたいと思います。