暑くなりました。
今日は晴れました☀
少し暑くなりました。
私たち、僧侶の着物は6月1日から9月30日までが夏物になります。ということは、今日はまだ冬物の着物を着る日なのです(全部冬物ではありませんが…)
衣替えの直前、この時期が実は1年でいちばん暑いと感じる頃かも知れません。装いもそうですが、体がまだ暑さに対応しきっていないような感覚もあるからでしょう。
後、しばらくは頑張りたいと思います。
(月末のお参りで、フライング衣替えしていたら、そっと微笑してください)
お寺の集まり
ふるさとの味
今日、インターネットで注文したお醤油が届きました。
私(住職)と坊守さんは、同じ鹿児島の出身です。
高校を卒業し、京都の大学に進学しました。郷里を出て生活環境が大きくかわりましたが、慣れなかったのはお醤油の味でした。(鹿児島の醤油は甘いのです)数年は送ってもらったり、帰省のついでに買って送ったりしていましたが、今はインターネットで入手できるようになりました。便利で助かっています。
同様にお味噌も鹿児島の麦味噌を使っています。坊守さんの知り合いが手造りされる味噌がとても美味しくて、一年に数回送っていただいています。「ああ、やっぱりこの味だなぁ」と感じることです。
仏教にも同じことがあろうかと思います。
一口に仏教と言っても、宗派というものがあり、それぞれに特色を持っています。どれも同じ〈仏の教え・仏となる教え〉ですが、「やっぱりこの味だなぁ」と思える教えが、私にとっては浄土真宗のみ教えなのです。
コインランドリー
今日、お参りに行く道すがら、コインランドリーを見つけました。…と言ってもそんなに珍しいことではありませんよね。
今日、私が見つけたのは、布団を巻いて洗えるというコインランドリーでした。以前からTVのCMなどで見てはいましたが、近所にはありませんでした。
夏が近づくこの季節、家族全員分の布団をもっていくことになるでしょう。
ここ数日
ここ数日、「いのち」について考えていました。
先日、有名な芸人さんが亡くなられました。
私自身は中学生くらいから、TVで見ていた芸人さんでした。TVでたくさん笑わせてもらったことです。また、先輩や後輩など多くの仲間に慕われ、囲まれている姿に和まされたこともよくありました。TVで見ていただけの人ですが、亡くなられたことに寂しさを覚えました。
懐かしさもあり、昔の動画を見てみようと動画サイトを見ると、亡くなられた原因や、理由を解説する動画が多く見られました(もちろん、見てはいません。)
かたちはどうあれ(かたちに善し悪しもなく)、死ぬということの因は生まれるということです。そして生きるということには苦しみが伴うものだと思います。苦しみは人それぞれで、その苦しみをどのように受け止め(受け容れ)ていくかが大切なことだろうと、改めて感じたことです。
簡単なことではありませんが、今ある苦しみをきちんと見つめ、大小に関係なく言葉にしたり、伝える事も大事なのではないかと、弱音を吐く事が必要なのだと思います。
私自身も、若い頃「死にたい」と思ったことがあります。友人に何気なくそう言ったところ、「生きてりゃ何かはあるぞ」と答えが帰ってきました。私と友人の関係性があってのことですが、その言葉が今でも響いています。
考えていることがあれば、誰かに話しましょう。その時答えが出なくても、いつかわかる事がきっとあるはずです。
聞信寺も皆さんの声を聴ける〈誰か〉でありたいと思っています。